komoto / エンジニアブログ

プログラミングについてアウトプットします。

【venv】Ubuntuでpython仮想環境をつくる

はじめに

Ubuntu上でvenvを用いてpython仮想環境を作成する方法について説明します。
仮想環境の作成コマンドはいくつかありますが、今回は手早く作成できるvenvについて話します。

  • venv
  • pyenv
  • virtualenv
  • pyenv-virtualenv
  • pipenv

python仮想環境を初めて作成する方とりあえず手早く作成したい方作成の方法を忘れてしまった方の参考になれば幸いです。

環境

python3のインストール確認

Ubuntuのインストールは省略します。(インストールは参考サイトを参照ください)

python3 -Vでインストールされているpython3系のバージョンを確認できます。
これを入力後、バージョンが表示されたらpython3はすでにインストールされています。
f:id:tkmt-hrkz:20201004221953p:plain

python3がインストールされていない場合は、次のWebページを参考にしてインストールしてください。
Ubuntu環境のPython - python.jp
このページによるとデフォルトのpython3はあまりいじらない方がよく、別途python3をインストールした方が良いらしい。初耳でした。。。

python仮想環境を作成する

python3 -m venv yourvenvyourvenvという名前の仮想環境を作成できます。
環境名を変えたい場合は、yourvenvを任意の名前に変更してください。

仮想環境を起動する

作成するだけでは仮想環境にはまだ入っていませんので、ご注意下さい。
source ./yourvenv/bin/activateを入力して仮想環境に入ります。

f:id:tkmt-hrkz:20201004221957p:plain 左側に(yourvenv)と表示されていれば、仮想環境に入っています。(図ではmyvenv)

仮想環境を終了する

deactivateで仮想環境を終了することができます。
deactivateは仮想環境を終了するだけで、環境そのものを削除するものではありません。
そのため、再度仮想環境に入りたい場合は、source ./yourvenv/bin/activateで入りなおすことができます。

左側の(yourvenv)がなければ、もとの環境に戻っています。

補足

仮想環境のpythonパッケージを確認する

仮想環境内でpython3 -m pip freezeを実行することでインストールされているパッケージを一覧で表示します。
ここ表示されるのは仮想環境のパッケージであり、元の環境のパッケージとは別物です。

仮想環境内でパッケージをインストールする

いつもと変わらず、python3 -m pip install package-nameでインストールできます。

参考サイト

Ubuntuのインストールと実行

tkmt-hrkz.hatenablog.com